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オデッセイ デッドニング作業

神戸市で車の内装補修を行なうi-works代表かたぎの施工ブログをご覧いただき、いつもありがとうございます。

今日はリペアではなく、オデッセイのデッドニング作業をやっておりました。
昔はこんなキットになってなくて、必要な部材をいちいち買い揃えないといけなかったんですが、今は便利な時代になりました。

デッドニングとは…

スピーカーは通常、ドアパネルに直接ついています。ドアパネルは薄いアウターパネルと、インナーパネルの二層になっています。特殊な工法で薄く整形されていて剛性はそれなりにあるのですが、音を遮断できる作りにはなっていません。車外の雑音がパネルの中で反響したり、スピーカーが出す音自体の反響音も出ます。なので不必要に反響したりすることがないようにパネル内部を処理します。さらにインナーパネルに開けられている穴を完全に塞ぎ、ドアをいわばスピーカーボックス化させます。そうすると引き締まった音が響くようになります。ドアパネルを通過する雑音も低減しますので車内環境が良くなり、スピーカーを変えていなくても音が良くなったように感じます。

と、まぁお勉強はこの辺までにしておいて、作業です。
作業前
作業前
意外といい素材でカバーされています。さすがオデッセイ。そこそこ振動対策されていますが、遮音は全く、という感じ。


カバーを剥がし、ブチルゴムを除去。パネルの中を脱脂して下準備終了。今回は画像を全く撮っていなくて左右もめちゃくちゃ…
作業中
作業中
パネルの中に処理をして塞ぐとこんな感じに。
作業後
作業後
内張りを戻して完成です。

インスタにはパネルを叩いた音の比較を載せておきます。施工する前は「カンカン」という音だったのが、「コツコツ、トントン」と言った音に変化しました。

実際に音を鳴らしてみても、低音がよく響くようになり、スッキリとした音になり、スピーカーを変えたような感じに。

オーナーさまに引き渡したときにも、違いを実感いただけました。

お役に立ててよかったです。車のお困りごと、なんでも i-works まで。できる限りのことを頑張りますよ〜





★  i-worksは、TS日本(トータルリペア)から技術供与を受けて、車の内装のいろいろ補修を行なっております。たとえば…       


モケットシート」に出来てしまったたばこの焦げ穴を、専用の充填剤を用いて補修します。「破れ」にも可能な限り目立たなくする施工です。ファブリック素材、柄入りなど一部のシートは補修痕が残ります。  
革シート」の経年劣化に伴う擦れ・割れ・破れなどを、専用の補修材と塗装の技術によって「なかったことに!」できます。  
ステアリング」の擦れを専用の補修材と塗装技術によって補修して、「新品のように」復元致します。  
シフトノブ」の損傷・塗装剥がれなどを塗装技術によって補修して、「元通り」復元します。  
内張り」につけてしまったキズ・破れを専用の充填材と塗装技術によって「元通り」修復できます。  
ダッシュボード」のパーツを取り外す際に出来た傷、剥がれや経年劣化によって生じたひび割れなどを、専用の充填材と塗装の技術によって分かりにくくします。  
樹脂バンパー」は外装ですが施工が可能です。板金屋さんやディーラーではまず修復ができないため交換を提案されますが、部分的に補修できないため高価になりがちですが、リペアは交換の半額程度にて部分修復が可能になります。  
ヘッドライトリペア」はヘッドライトスチーマー仕上げでご提供しております。具体的な施工金額はお気軽にお問い合わせください。  
ソファやカバン、靴などの本革・合皮製品のリペア」も行なっております。車に比べるとさまざまな事例がありますので事前に見積もり依頼ください。  
布シートの洗浄、除菌抗菌加工」は、コーヒーのシミ、ペットの粗相や子供の嘔吐などの抗菌・除菌クリーニングにも対応します。従来の洗浄では落ちなかった汚れを落とす画期的な新システム、施工後の乾燥時間も劇的に短縮したものとなります。  
いずれの補修も交換ではないので、取り寄せのための待ち期間がなく、その場で速く・安く直すことができ、廃棄物も出ません。  
また交換ではないため、そこだけがきれいすぎて「変えた感」が出る、ということはありません。現物との色合わせをしますので、自然な仕上がりになります。                  
   
あくまでも補修のため、新品と同じにはなりませんがご理解ください。               
       
一般的な補修の場合は、新品交換より格安の費用で施工できます。    

お見積もりは無料。お気軽にお問い合わせ下さい。