神戸市で車の内装補修を行っているi-works代表かたぎの施工ブログをご覧いただき、いつもありがとうございます。
昨日は涼しかったのが一転、今日は真夏の暑さ。天気も一気に変わると体がついていきませんよね~
今日は一般のお客様からご依頼で、レガシィB4のダッシュボードのベタベタをリペア。
いいですねぇ、レガシィ大好きです。この後の世代は大きいボディになってそれまでの雰囲気と変わってしまいましたが、このくらいのサイズ感がちょうどの感じがします。
インパネはこんな感じ。
この角度からはそんなに違和感無いですけど、ダッシュボード上部を見てみますと…
ツヤの出ている箇所を触ると指にベタベタと糊のように付いてきます。こんなものが服などに付着したら大変です。
全体的にベタつきが出ております。ツヤが強く出ている箇所は溶けてしまって革のようなシボは消滅してしまっています。
ベタつきが酷いので、ホコリが付くと2度と取れません。紙なんかでとろうとした日には紙が貼り付いて剥がせなくなります。
可能な限りベタつきを内装専用のクリーナーで剥離します。拭き取っても拭き取ってもベタつきは消えず、シボは薄くなる一方。ほどほどのところでやめないと表面がツルッツルになってしまいます。
そのあと塗料を刷り込み、調色した塗料でもう一度上塗り。触ってもベタつかない、そしてある程度のシボの再現もできました。
主なご依頼の内容として、運転時にツヤが気にならない程度にしてもらえたら、とのことだったので、いい感じになったのではないでしょうか?
フロントウィンドウと接している箇所はスペース的に施工が不可能なため、とりあえずクリーニングと手塗りでコーティング。なのでさわれないこともないですが見た目はガタガタです(+_+)💦
キチンと仕上げようと思えばガラスを外すかダッシュボードを外さないといけません。
でもそんなことしたら施工費用がかさんでしまいますので、通常の使用に困らない程度に仕上げました。値段的にもリーズナブルに収まって良かったのではないでしょうか。
最初はここまでの仕上がりだと思っておられなかったようですが、触ってみてびっくり。「サラッサラですね!」「あんなにベタベタしてたのに」「どうやったらこんな風に?」
喜んでいただけたようです。良かった良かった。
現状、最も再発の可能性が少ない液剤と手順を踏んで施工いたしました。それでも再発の可能性がゼロになるわけではありません。なるべく車内が高温にならないように、サンバイザーなどで直射日光を避けるようにしていただくことが大事です。また、リペア箇所の変質を避けるため、クリーナーや保護剤などは使用しないでください。リペアしていなくても保護剤などの炎天下での塗布はダッシュボード等、非常に劣化を早めますので注意が必要です。
★インテリアリペアとは…
「モケットシート」に出来てしまったたばこの焦げ穴を専用の充填剤を用いて補修します。「破れ」にも可能な限り目立たなくするように施工致します。
「革シート」の経年劣化に伴う擦れ・割れ・破れなどを専用の補修材と塗装の技術によって「なかったことに!」できます。
「ステアリング」の擦れを専用の補修材と塗装技術によって補修して、「新品のように」復元致します。
「シフトノブ」の損傷・塗装剥がれなどを塗装技術によって補修して、「元通りに」復元します。
「内張り」につけてしまったキズ・破れを専用の充填材と塗装技術によって「元通りに」修復できます。
「ダッシュボード」のパーツを取り外す際に出来た傷、剥がれや経年劣化によって生じたひび割れなどを、専用の充填材と塗装の技術によって分かりにくくします。
交換ではないので取り寄せのための待ち時間がなく、その場で速く・安く直すことができ、廃棄物も出ません。一般的な補修の場合は新品交換より格安の費用で施工できます。
溶剤を使用しないので、施工する人はもちろんお客様も安心して施工後すぐにお乗りいただけます。