神戸市で車の内装補修を行っているi-works代表かたぎの施工ブログをご覧いただき、いつもありがとうございます。
今日は先日施工させていたただいたシートのリペアのご紹介。車はフィールダーX202。
かつて乗っていたクルマです。関係ないけどね。懐かしいな。
カローラですが、内装もカッコいいしデザインも先代ながら古くなってないと思います。
“202”というのは外装の色番号なんですが、これをキレイに維持するのはなかなか難しい… キズだらけにして、せっかくのつやつやした真っ黒な外装がくすんでしまったり、内装のピアノブラックのパーツもすぐにキズが入ってしまったりして。
それはさておき、今日のお題は運転席のシートにできた破れをわからなくしてほしいとのこと。
破れちゃってますねぇ。ビニールレザーは革と違うので、乾燥して劣化すると擦れるより先に破れてしまいます。
触感はかなり柔らかい感じで、生地はかなり薄いです。柔らかいと座った感じは良いんですが、耐久性はやや悪いのでしょう。
破れた箇所を確認すると、裏地が穴が開くまではいってないので、裏に補強材は入れずにそのまま充填材を補充した後、表面も整形し、塗装して完成です。
シボの感じは違いますが、きっちり面を揃えて色ツヤを合わせたらわからなくなりました。
充填材を整形する作業に熱を加えるんですが、ビニールレザーは熱に弱いので、加熱しすぎると溶けてしまうので、加減が難しいです。
「キレイになりましたね」
「OKです!」
お役にたてて良かったです。
★インテリアリペアとは…
「モケットシート」に出来てしまったたばこの焦げ穴を専用の充填剤を用いて補修します。「破れ」にも可能な限り目立たなくするように施工致します。
「革シート」の経年劣化に伴う擦れ・割れ・破れなどを専用の補修材と塗装の技術によって「なかったことに!」できます。
「ステアリング」の擦れを専用の補修材と塗装技術によって補修して、「新品のように」復元致します。
「シフトノブ」の損傷・塗装剥がれなどを塗装技術によって補修して、「元通りに」復元します。
「内張り」につけてしまったキズ・破れを専用の充填材と塗装技術によって「元通りに」修復できます。
「ダッシュボード」のパーツを取り外す際に出来た傷、剥がれや経年劣化によって生じたひび割れなどを、専用の充填材と塗装の技術によって分かりにくくします。
交換ではないので取り寄せのための待ち時間がなく、その場で速く・安く直すことができ、廃棄物も出ません。一般的な補修の場合は新品交換より格安の費用で施工できます。
溶剤を使用しないので、施工する人はもちろんお客様も安心して施工後すぐにお乗りいただけます。