ブラバス仕様のベンツです。CLだったと思うけど…確認忘れた(笑)
普通のベンツとは違うというのが物凄く主張されてます…
いい意味で武骨なイメージだなぁ。こんな車に触れられるって言うのはこの仕事の醍醐味です🎵


「ジーンズの色が移った革シート、どうにかならない?」との問い合わせ。どうなんでしょう?見てみましたら、これならクリーニングで取れそうな感じです。
過去にも同じ症状でリペアを依頼されたことがあるとのこと。出来ることなら色落ちしやすいジーンズは、明るい色の革シートの時は着用を避けていただくのがベストなんですが、そうもいってられません…
さてさて、こんな症状です。



シートバックのサイドサポートと座面全体に色写りがあります。洗濯タグに色落ちしやすいものは、他の薄い色合いのモノと一緒に洗わないように書いてあることが多いですが、そのような衣類は革シートに色が移ることが多いようです。上から色を塗ってしまって完成、ともできましたが、2度目の施工ということなので、まずはクリーニングだけでどうにかならないか試してみます。
いろんな洗剤や道具を併用しながらジーンズの染料を取り除いてみます…
以前に施工した業者の養生不足か、シートの背もたれと座面を連結する蝶番の部分やスカッフプレートにミストが飛び散っているのを発見。あり得ないほどに雑な施工に驚かされます…
ジーンズの色は除去できましたが、ひび割れが目立ちますので、この部分は補修します。

その結果… いかがでしょうか?
ひび割れもなくなり、キレイに整いました!

なるべく重たい作業をせずにキレイに仕上げることを意識しました。
運転席だけがクリーニングされて明るい色合いになってしまったら不自然なので、助手席・センターコンソールも同様にクリーニングして自然な仕上がりになるように注意しました。
最後は前2席ともしっとりした風合いが少しでも長い間保たれるように専用のコーティングを施しておきました。市販の革シート用クリーナーやコーティングを施すと、色の変化や反応があるかもしれないので、当店で使用している塗料に重ねても大丈夫と分かっている専用の保護コーティングを塗布します。


スッキリ、さっぱりとしました🎵
新車当時の潤いのあるしっとりとした革シートに生まれ変わりました。
ついでにスカッフプレートにも磨きを入れて、キラキラした輝きを取り戻しました。
少しでも施工を依頼して良かったと思ってもらえるように、丁寧に美しい仕上がりを目指しています。

「車内は乗れば必ず使用感が出てしまうもの、仕方ない」と諦めてませんか?
外装は板金でキレイになるのは知られていますが、室内のパーツも、元通りキレイにな状態にできますので、ぜひ i-works までお問い合わせを。
今回の作業させていただいた所は、高級外車を専門に扱う中古車販売店です。
所狭しと並べられているクルマたち…壮観です\(^o^)/
いったいどんな人たちが乗ってんだろ(^.^)

