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料亭のビニール製ベンチシートのリペア

神戸市で車の内装補修を行っているi-works代表かたぎの施工ブログをご覧いただき、いつもありがとうございます。


今日はクルマの施工ではなく、ミシュラン1つ星の料亭に据え付けられているベンチシートのリペアをしてきました。


いつもお世話になっているクルマ屋さんの社長のご紹介で、誰か塗り替えとかやってる人は居らんか?とのことで、白羽の矢が立ちました。

施工前
施工前

内装を新調したらしいのですが、作業の時に溶剤か何かをうっかりかけてしまったらしく、色が抜けてしまったとの事。


こうやって見ると、さすがにソコだけ明るくなっているので目を引きます。


張り替えるとなると、費用面でかなり負担が大きいことと、同じ生地を手に入れるのが難しいとのことで、リペアでご依頼いただきました。

施工前
施工前

細かくみていくと、ドットで柄が入っていますので、こういうものは基本的には「施工対象外」なんですけど、可能な限りで構わないとのことで、頑張ってみましょう。

施工前
施工前

スプレーで塗装すると、単色で塗られてしまうので、違和感が出てしまいます。


一番ベースとなる色だけスプレーで塗ったあとは少しずついろんな色を塗り重ねていきます。

施工後
施工後

まばらにいろんな濃さの色をツンツンと置いていくと、なんとなくそれっぽくなったのでは?

施工後
施工後

針の先のような筆で作業すること一時間。なんとか仕上がりました。

施工後
施工後

元の色の抜けた状態を知っていると、施工後の部分ばかり見てしまうので「直したんやな~」って分かりますが、そこは手作業なので仕方ないかな~と思います。


でも、なにも知らない人が見てもまずわからない程度にはなったかなと思います。


今回はちょっと特殊な作業でしたが、無事終わって良かったです。


「これで十分やで、ばっちりばっちり」


基本的には柄物の施工は出来ませんが、ダイニングチェアや会議室、リビング、応接間のソファなどの補修や塗り替えも出来ますのでお問い合わせください。


何はともあれ、喜んでいただけて良かったです。






★インテリアリペアとは… 


「モケットシート」に出来てしまったたばこの焦げ穴を専用の充填剤を用いて補修します。「破れ」にも可能な限り目立たなくするように施工致します。

「革シート」の経年劣化に伴う擦れ・割れ・破れなどを専用の補修材と塗装の技術によって「なかったことに!」できます。

「ステアリング」の擦れを専用の補修材と塗装技術によって補修して、「新品のように」復元致します。

「シフトノブ」の損傷・塗装剥がれなどを塗装技術によって補修して、「元通りに」復元します。

「内張り」につけてしまったキズ・破れを専用の充填材と塗装技術によって「元通りに」修復できます。

「ダッシュボード」のパーツを取り外す際に出来た傷、剥がれや経年劣化によって生じたひび割れなどを、専用の充填材と塗装の技術によって分かりにくくします。 


交換ではないので取り寄せのための待ち時間がなく、その場で速く・安く直すことができ、廃棄物も出ません。一般的な補修の場合は新品交換より格安の費用で施工できます。 

溶剤を使用しないので、施工する人はもちろんお客様も安心して施工後すぐにお乗りいただけます。